通常6人〜12人くらいの方に集まっていただき、あるテーマについて自由にディスカッションしていただきます。日常生活の延長線上での「現実そのまま」の情報に接近し、参加者が主体となり会話は進行していきます。内容はもちろん、雰囲気やしぐさ、その会話の背景状況についても丁寧に分析して、会話の核心をつかみます。

　インタビューといっても、司会者が取り仕切るというよりは、参加者のみなさんに自由に話していただきますので、座談会といったほうがイメージが近いかもしれません。

　堅苦しいことは全くありませんので、普段のままで、お越しください！

　お会いできることを、心より楽しみにしています。

 参考資料

1．グループインタビュー法とは
(1) グループダイナミクスを応用した質的な情報把握の方法。
(2) 複数の人間のダイナミックなかかわりに関する情報を集め、系統的に整理して新しい理論を構築。
(3) 最大の特徴は、グループダイナミクスの応用により、単独インタビューでは得られない奥深くそして幅広い情報内容を引き出すことが可能。

2．グループインタビュー法の特徴
(1) 日常生活の延長線上での「現実そのまま」の情報に接近。
(2) メンバーを主体とした質的情報把握。
(3) メンバーの行為と､その行為に意味を与える背景状況の両方を把握可能。

参考文献

(1) 安梅勅江：グループインタビュー法.　医歯薬出版株式会社.　2003.
(2) 安梅勅江：コミュニティエンパワメントの技法.　医歯薬出版株式会社.　2005.